指輪

鍛造製法の結婚指輪って?

結婚指輪は付き合っていたカップルが結婚の証として、身に着けるいわゆるペアリングです。
一般的には結婚しているカップルは必ず着用しているイメージが強いと言えるでしょう。

そこで結婚指輪の付け方や意味、種類、刻印について調査してみました。

結婚指輪の基本(意味・付け方)

婚約指輪は周囲に「私は結婚しています」とアピールする以外にも意外に知られていない意味があります。

結婚指輪は「円は終わりがないもの」つまり切れ目がない輪を意味しています。その形は永遠を意味している形として扱われますが、他にもさまざまな意味があります。

四季、満ち欠けしながら最終的に元に戻る月、自然の中で繰り返されるサイクルも表していると言われています。

これらの意味は、二人は繰り返し運命によって出合い、愛を育んで、その思いが未来へと続く願いが込められているとも考えられます。

また、結婚指輪を着用する指は、一般的に左手の薬指ですが、欧米の一部の国では、右の薬指に着用することもあります。

東南アジアやインドなど文化が交わる一帯では、足の指に結婚指輪を着用する地域もあるそうです。

結婚指輪は基本、当日まで女性は婚約指輪を左手に着用します。結婚式当日に婚約指輪をうつし、結婚式の当日指輪交換をした後、薬指に初めて結婚指輪を着用するのが正式な一般的な結婚指輪の付け方です。

結婚指輪の素材と製法の種類

結婚指輪にはさまざまな種類の金属が使われています。

基本、プラチナをベースに結婚指輪は作成されていますが、その他にも、ホワイトゴールド、チタン、ジルコニウム、タンタルなど軽くて付け心地が良い金属を選ぶ人も少なくありません。

しかし仕事内容によって結婚指輪の変形やゆがみが心配という場合は、使用する金属の種類を変更した方が良いでしょう。
自衛官や消防士、運送業に従事している男性は傷や歪に強いチタン、ジルコニウム、タンタルを選ぶと良いでしょう。

また結婚指輪の製造方法は二通りあります。
ひとつは一般的な鋳造製法、ふたつめは鍛造製法です。

鋳造製法は、ワックス(ろう)で作った原型を使って型を作り、その中に指輪になる金属を溶かしたものを流し込み、固まったところで型を外して作る指輪の製法です。
一方の鍛造製法は、指輪になる金属の塊をたたいたり、伸ばしたりして棒状にしたものをリングの形に整えて作る指輪の製法です。

鋳造製法は大量生産ができるため、コストを削減できるメリットがあるので多くの指輪でこの製法が用いられています。
鍛造製法は、職人が丹精込めて作るため鋳造製造の指輪に比べ仕上がりまでに期間がかかり、コストもやや高めです。
しかし鍛造製法の指輪は変形しにくく、傷もつきにくいというメリットがあるため、長く愛用する結婚指輪ほど鍛造製法に向いていると言えます。

参考元 : オーダーメイド・鍛造の結婚指輪|TANZO

刻印について

結婚指輪の裏側には、二人のイニシャルや結婚記念日を刻印するのが一般的です。二人のイニシャルと結婚記念日を結婚指輪の内側に刻印すると、二人が結婚した日を思い出し、初心に帰ること間違いありません。

刻印の文字は基本アルファベットが使用されます。そこで、英語で一言メッセージを刻印するのものありでしょう。

よりオリジナリティーある刻印を求めるカップルにおすすめなのが、ラテン語のメッセージ。アルファベットの刻印と比べると印象がグッと深くなります。

刻印だけでもオリジナリティーがかわるので、是非二人で話し合ってベストな選択を選んでください。