パン屋さん

パン屋は大変なんですよー

低血圧さんには辛い

パン私はパン屋さんで働くようになってから数年が経過しているし、もともとパン屋さんになりたいと思っていたので、特に苦痛に思うことはありませんが、パン屋さんというのはとても大変な仕事でとにかく朝が早いというのが大きな特徴です。
すごく早い時間から仕込みをしなければお店をオープンさせる時間までにパンが焼きあがらないので、外が暗いうちから仕込みを始めます。

お惣菜パンなどに関しては、お惣菜を作ってある程度お惣菜が覚めてからパンに仕込んでいかなければならないので、そういった時間を計算すると、お店がオープンするよりも最低4時間稼動時間は早く出勤して様々なパンの仕込みをしているお店がほとんどだと思います。
これまで私が働いているお店にアルバイトに来た子達もやっぱり朝が早いのが辛くて、想像以上に体力を消耗し長続きせずに辞めてしまった子などもいます。

またあまりにも朝が早すぎる生活のため体調を崩してしまうという子もいました。
しっかり自分の体調管理をしておかないとパン屋さんは難しいのかもしれません。
眠いからと寝坊をすることもできないし、粉の分量などを間違えてしまえば仕上がりが全く違ってしまうのでとても疲れます。
どんなに朝早くてもしっかり集中してパンを作ることができないといけませんね。

何度も火傷をしてしまいました

パンというのは一度に大量に作れるものではないので大きなオーブンでたくさんのパンを焼いていきます。
営業時間までにもたくさんのパンを焼きますが、営業が始まってからも次々に焼いていくので急いで作業している中、私はこれまで何度も火傷をしてしまいました。

大火傷というほどのものではありませんが、オーブンの端に自分の腕をつけてしまい火傷の跡がしばらく残っていたというのは本当に数え切れないほど経験しています。
それでもやっぱり美味しいパンの匂いがしてくると、火傷をしてしまったことなんて忘れて焼けてくるパンを待ち遠しく思ってしまいます。
お客様の笑顔を見るのもすごく励みになるし、私たちが大変な思いをしながら焼いているパンを美味しいと言って食べてくれるお客様がいる以上、多少の火傷をしても頑張って今以上に美味しいパンを作っていきたいと思います。

パン屋さんは朝が早いことや火傷が多いことがとても大変ですが、それ以外に大変だと思うようなことはほとんどないし、パンが好きな人であれば毎日焼きたてのパンの香りに囲まれて働けるので、私にはすごく合っている仕事だと思っています。
特に小さな頃からパン屋さんで働きたいと思っていたことも関係しているのかもしれませんが、お休みの日にパンの匂いが嗅げないのはとても寂しいので、必ず朝からパンを食べてしまいます。
やっぱりパン屋さんで働いてる人というのは私と同じように毎日パンの美味しそうな香りがしてくるという環境がすごく好きなのではないかと思います。